社会福祉法人 桃源会 桃ケ丘保育園
1.第三者評価機関名
サービス評価センター はあとらんど
2.訪問調査実施日
平成30年7月27日~28日
3.事業者(受審施設)情報
4.評価の総評
◎評価の高い点
- 園の近くに建物を設置して、子育て支援サークル「おはなひろば」の活動に協力している。絵本の購入や子どもたちの発表会等、専門性を発揮する場面もある。発達支援センターから個別相談員も巡回しており、多彩な活動メニューは、地域に回覧板で共有され、保育園内や地域の案内板に掲示されている。他に小児科や金融機関にもチラシが置かれており、地域の子供たちの遊び場や子育て相談場所として活用されている。
- 子どもが楽しく、安心して食事ができるような取り組みを行っている。0歳児から2歳児までは完全給食である。事前に保護者に献立表を渡しチェック機能にもなっている。献立は登園した子どもがすぐ目に付く場所に提供するものが置かれている。希望食アンケートは子供から意見を聞いている。日本の文化食やお楽しみ食等にも力を入れている。また、「手足口病」等感染症に対する食対策や離乳食を含めアレルギーのある子(1年ごとに検査結果を確認している)に危険が及ばぬように専用ボードに氏名、対象食品等を記入し栄養士と保育士がダブルチェックをしている。好き嫌いにも考慮し、子どもが自分で苦手なものを減らせたり、おかわりができる体制を図っている。これらは「食育全体計画に」に沿って支援がされている。
- 3歳児から5歳児では子どもの主体性と協調性を育むために、遊びや作品作り(だるま等)では、子どもと相談して決めている。子どもによって興味のあり方が異なることを考慮し、その子に合わせた遊び方を支援するもので、子どもの個別性や主体性、尊厳を大切にしている。また、子ども社会の中での社会性を身に付けてもらうことに力を入れている。訪問時には大きな声で挨拶を交わせる子どもたちに出会ったことで、実践につながっていることが伺えた。
◇改善に向けて取り組んでいる点
- 各項目のマニュアルについては、今回の自己評価時や訪問調査時にマニュアルの不備に気付き、整備に取り組もうとしている。
- 日常の業務の共通認識を図る場については、園長と職員間はクラス会議、全体会議が開催されているが、記録を残すことで再確認や検証となることに気付き、会議録作成に取り組もうとしている。
5.事業者のコメント
今回第三者評価を初めて受審させてもらい、職員全体で園を見直すとても良い機会になった。今回の受審結果をもとに、園に足りないマニュアルや記録を整備できるようにしていきたい。次回受審する際は、多くの項目が改善できるように、職員全体で取り組んでいきたい。
6.評価結果
※評価基準の項目毎の評価結果が見ることができます。
各項目毎の評価結果(237KB)