社会福祉法人若草会 西園保育園
1.第三者評価機関名
群馬社会福祉評価機構
2.訪問調査実施日
平成25年7月8・9 日
3.事業者(受審施設)情報
4.評価の総評
◎評価の高い点
- 地域との交流
高齢者施設との交流会や地域見学会など、地域の方々との交流を図る取り組みを積極的に行っている。
- 経営状況の分析及び改善
分析シートを活用し、利用率、人件費率等の分析を行い、必要に応じて改善に向けての具体的な取り組みを行っている。
- 子どもの権利擁護
保育職員に気付きを与えるよう、「笑顔で保育しましょう」等の資料を配布している。
- 指導計画
保育課程から指導計画へ下ろす際、年間指導計画の上段にそれぞれの年齢の保育課程が記され、計画への反映がしやすいように工夫されている。
- 災害対策
「地域災害時提供防災物品」として食糧や衛生用品、発電機などが災害対策として備えられ、保育園内だけでなく地域のために活用できるようになっている。
- 感染症予防対策
お便りで感染症予防についての注意を促したり、毎日の感染症の発生状況を送迎時に保護者の目に留まりそうな場所に掲示し周知している。
- 食育計画
食育計画に則って、パンや梅ジュース、ピザなどの園児の調理体験や手洗い指導、野菜作りなどが積極的に行われている。
- 保護者との連携
保護者から回収したアンケート結果は必ず各クラスに回覧している。
◇改善に向けて取り組んでいる点
- 人事考課
人事考課の実施には至っていないが、職員個々の責任感、積極性、自主性等を把握するよう努めている。
- 事故防止対策
園長より「保育園からのお願い」という通知を不定期に出し、送迎時の園庭や駐車場での事故防止策の注意喚起に努めている。
- 共通認識
職員会議では随時、保育の内容や反省点などについて話し合われているが、その結果をすべての職員に伝え共通認識が図れるような取り組みを模索している。共通認識を図る方法の一例としてクラス内の共通認識から始める工夫をしている。
5.事業者のコメント
群馬県の第三者評価は、[システムの評価]との説明・評価結果の視点から見ると、当園は、指摘された通り、マニュアル作成や、目的・方針・意義の明文化されたものが少なく、従って、職員の共通認識に至っていないとの評価が、随所に見受けられました。この点が当園の弱点としてはっきりと評価に出てまいりましたが、実態としては実施していることも多々ありますので、これを契機として、今後、事業・保育の目的・方針・意義の明文化を図るとともに、職員の共通認識を得て、今まで実践してきた保育の質の充実を図りたいと思います。
6.評価結果
※評価基準の項目毎の評価結果が見ることができます。
各項目毎の評価結果(253KB)