社会福祉法人 群馬県社会福祉協議会

社会福祉法人伸晃会 六供ひよこ保育園

1.第三者評価機関名

有限会社 プログレ総合研究所

2.訪問調査実施日

平成23年4月5・6日

3.事業者(受審施設)情報

種別 保育所(園)
名称 社会福祉法人伸晃会 六供ひよこ保育園
代表者 園長  井草 晃
定員 160名
所在地 〒371-0804  群馬県前橋市六供町1-24-1
HP http://www9.wind.ne.jp/hiyoko-hoikuen/rock/index.html

4.評価の総評

◎評価の高い点

◇改善に向けて取り組んでいる点

5.事業者(受審施設)のコメント

 私たちが第三者評価を受審した理由、それは・・・・公立保育所の民営化受け入れ条件の一つに“民営化後、第三者評価を受けなければならないという項目があった。”ただそれだけでした。
 その理由からもおわかりの通り、当初は第三者評価を完全に“主体的にやるべきもの”という観点ではなく、“仕方なく受けるもの”という消極的な捉え方をしていました。なぜなら、私はこの民営化の条件に第三者評価を受ける事が入っている事に当初から疑問を抱いていたからです。もし、この第三者評価を公立時代の保育と今の保育の比較の判断材料にするものだとすれば、まず公立時代に第三者評価を受けて、その結果と今回の民営化後の結果を比較して初めて今の保育がどうなのかを検証できるのでは?という疑問と、民営化の条件の一つに「公立の保育を継承していく」という決定事項がありましたが、自分たちの本来やりたい保育を100%実践できない中での評価は、本当にその園の保育に対する正しい評価として成立するのか?という問題もあり、どうしても主体的・積極的に取り組もうというモチベーションが生まれてきませんでした。
 しかし、第三者評価の受審を決めて実際の準備が始まると、理念や方針の浸透はもとより、保育士自身が日々の保育を振り返り、保育の根拠を確認し、それを検証する機会が与えられた事で、保育園の全職員が自分達のやっている保育を複眼的に捉えるようになってきました。また、以前よりも確実に増えた共通認識の場は、園内コミュニケーションの更なる発展を生みだしました。そうなると第三者評価に対する疑問や消極的な考えは消え去り、“評価結果よりもこうしたプロセスが重要だ。”“第三者評価は利用者(保護者)・保育園(職員)のためだけでなく、子どものための評価でもある。”という意識になり、最終的には全職員が主体的に取り組む事が出来ました。
 今後はこの第三者評価が本来の目的でもある「利用者のサービス選択の為の情報」「事業者の問題点の把握とサービスの質の向上」を達成するために、多くの園(所)がより受審しやすい環境が整えられるよう、制度を検証し問題点が改善されていく事を望みます。

6.評価結果

※評価基準の項目毎の評価結果が見ることができます。

各項目毎の評価結果(112KB)