エルシーヌ藤ヶ丘
1.第三者評価機関名
群馬社会福祉評価機構
2.訪問調査実施日
平成17年11月21日~11月22日
3.事業者(受審施設)情報
4.評価の総評
◎評価の高い点
- 施設経営理念に基づく事業計画の策定
単年度事業計画の実施状況を、前期・後期に区分して、職員個々の目標管理による自己評価及びアンケートにより的確に把握し、経営理念に基づく質の高い事業計画の策定を図っている。
- 人権への配慮
職員倫理規定に基づき、職員として望まれる行動規範を提起し、毎月開催される倫理 委員会において、具体的な利用者との関わりの在り方や反省(評価)が行われ、障害者福祉に携わる者としての資質の向上に努めている。
- 地域移行の取り組み
地域生活への移行が個別移行計画により積極的に進められ、近隣の市町村内に8ヶ所のグループホーム(国の事業)、5ヶ所の地域ホーム(県事業)が設置され、地域に溶け込んだ生活を送る支援システムを実践している。
◇改善に向けて取り組んでいる点
- 個別支援計画書の見直し
個別支援計画書の作成から評価までの流れは確立できたが、各記録様式をまとめ易く、見易い表に改め、更に、各支援項目の見直しと必要な支援内容を追加し、個別支援計画書の内容の充実を図るために、支援課長を中心に個別支援会議を定期的に開催し検討している。
- 生活環境の改善
居室や浴室については快適な生活環境の整備に各種の工夫がなされているが、今後は、安全性、快適性(消臭、トイレ設備)を考えたトイレ環境づくり、落ち着いてゆっくり楽しめる食事環境づくりを職員で話し合い、実践に取り組んでいる。
- 会議、引継ぎのあり方
サポートプログラム(年間指導計画書)に示されている各種会議(引継ぎ会議)のあり方を明示し、全職員が施設内の方針や課題、目的等を共有化できる効率的な会議のあり方を具体化し実践していくための検討会を開催している。
5.事業者(受審施設)のコメント
第三者評価を実施してエルシーヌ藤ヶ丘の長所及び欠点が明らかになったと思います。今後、長所は伸ばし、短所に着眼して課題を設定し、短所を一つ一つなくしていく方向で職員が組織的に努力していきたいと思います。
6.評価結果
※評価基準の項目毎の評価結果が見ることができます。
各項目毎の評価結果(104KB)