しきしま
1.第三者評価機関名
プログレ総合研究所
2.訪問調査実施日
平成18年11月1日~11月2日
3.事業者(受審施設)情報
4.評価の総評
◎評価の高い点
- 学童保育の子どもたちに対して陶芸品の製作から本焼きまでを「陶芸班」の職員が指導する地域交流や中学生の職場体験として「クリーニング班」「陶芸班」「歩行介助」等の支援活動の体験を通じた地域交流が行われている。
- 利用者による鼓笛隊が編成されており、「ナイスハートフェア」(群馬県庁において9月に開催)「あすなろ祭」(群馬県民会館において3月に開催)「夢工房祭」(富士見村において5月に開催)において演奏を行っている。鼓笛隊はスネアドラム、キーボード、バスドラム、トリオ、ベル、フラッグ等から構成され、20名程度の利用者が参加しており、本格的に専門家による振り付けが行われている。
- 平成15年4月より「朝の一言」を実施しており、全職員が毎朝決められたテーマ(支援費制度や障害者自立支援法等の制度下における利用者に対する接し方、施設サービスの質の向上のための取り組み、生活環境全般に関することなど)に基づき自分の考えを表明している。「朝の一言」の実施により、職員が主体的に考えたり行動する姿勢が構築されている。
◇改善に向けて取り組んでいる点
- 平成15年より「支援費制度」の開始に伴う利用者の権利擁護に対する職員の研修を重ねてきたが、今後は更に「障害者自立支援法」の施行に伴い変化する利用者へのサービス提供のあり方や、様々な制約の中でも利用者に対するサービスの質を落とさない方法に対する研修に全職員で取り組んで行く計画である。加えて「安全性」の一層の確保も視野に入れた職員研修も行っていく計画である。
5.事業者(受審施設)のコメント
第三者評価を受審する前年度に職員全員がそれぞれ自己評価を行いました。その結果、施設の長所及び短所・課題を明らかにすることができました。明らかになった短所・課題を克服し、より良い支援を提供するために職員全員で努力しました。努力する過程で施設として大きな前進を得ることができました。具体的には未整備であったマニュアルの整備と共通認識化、職種ごとの業務内容の相互理解、運営管理内容の再確認と徹底等です。
第三者評価を受審する過程で得た成果を基礎に、より質の高いサービスの提供を目標に今後も努力していきたいと思います。
6.評価結果
※評価基準の項目毎の評価結果が見ることができます。
各項目毎の評価結果(115KB)