社会福祉法人若草会 あずま保育園
1.第三者評価機関名
群馬社会福祉評価機構
2.訪問調査実施日
平成25年5 月15 ・ 16 日
3.事業者(受審施設)情報
4.評価の総評
◎評価の高い点
- 経営状況の分析及び改善
分析シートを活用し、利用率・人件費・給食費等の分析を行い、必要に応じて改善に向けての具体的な取り組みを行っている。
- 保育所内虐待等の対応方法
職員にもわかりやすい具体例をあげたマニュアルが整備されている。
- 地域との交流
地域の人や老人ホームとの関わりを積極的に行っており、協調性や思いやりの心が自然に育まれる活動を行っている。
- 食育
日々の献立にあわせ、黄色・赤・みどりの食物分類を栄養士の手作りマグネットで子どもや保護者に分かりやすく掲示している。
- 子どもの情報の把握
月2回の職員会議の中で、毎回子どもの健康状態や保護者の状況等について情報交換を行い、共通認識を図っている。
- 感染症への対応
その日の感染症の流行状況を職員室脇のホワイトボードに記し、保護者に注意を促している。
- 研修体制
「保育園における研修方針」にて職員個人別の研修名・研修課題が設定されており、「外部研修リスト」にて過去の受講実績及び今後の受講希望を一元的に把握するよう工夫している。
◇改善に向けて取り組んでいる点
- 人事管理
人事考課の実施には至っていないが、職員個々の責任感、積極性、自主性等を把握するよう努めている。
- 各種方針・マニュアル整備
各種方針・マニュアルを実態に合わせて整備し、保育の質の向上を図っている。
5.事業者のコメント
あずま保育園は平成23年度の民営化に伴い、第三者評価を受審することが義務付けられ、今回の受審となりました。職員の共通認識を図ることが一番難しいと感じましたが、職員全員で読み合わせを行い、リーダーが中心となり日々の保育の細かい部分の再確認を行いました。共通認識を図ることは難しいのですが、一つのことに向かって職員会議やミーティングを行い理解を深め合ったのは、職員のコミュニケーションもとれ良かったと思います。その中で保育の見直しと職員一人一人の保育に対する意識の向上に繋がりました。今後はあずま保育園の意義を明文化し、地域・保護者・子ども一人一人に寄り添った保育を心掛けていきたいと思います。
6.評価結果
※評価基準の項目毎の評価結果が見ることができます。
各項目毎の評価結果(254KB)